幸せをお金で買う方法(TED) - まとめ
How to buy happiness 幸せをお金で買う方法
多くの人は幸せを買う方法はないと考える。
でも、実は、幸せを買う方法はある。
それは、「他人のためにお金を使うこと」だという話。
目次
宝くじに当たると不幸になる
宝くじに当たると幸せになると思っている人は多い。
一生遊んで暮らしたり、マイホームを買ったり、あるいはお金のバスタブに入ったりという夢を描く。
しかし実体験を集めてみると、宝くじに当たった人は身を滅ぼしている人が多い。
もしかしたら、当選者が自分のためにお金を使うのは間違っているのかもしれない。
実験してみよう
封筒に5ドル、または20ドルの入れた封筒を被験者に渡し、
それを今日の17時までに使ってもらうように伝える。
ひとつ違うのは、あるひとは「自分のためにそのお金を使う」よう指示し、
あるひとは「誰か他人のためにそのお金を使う」ように指示した。
お金の使いみち
自分のために使った人は、アクセサリー、スターバックス、化粧品など。
他人のために使った人は、姪にぬいぐるみを買ったり、路上生活者ににお金を渡したり、スターバックスを買ってあげたりとか。
なんか、スターバックス買う人が多いよね笑
どのくらい幸せになったか?
実験が終わった後、どのくらい幸せになったかアンケートをとった。
すると、自分のためにお金を使った人は幸福度に変化がなかったのに対し、
他人のためにお金を使った人の幸福度は増した。
お金の多さは関係ない
実験結果は、5ドル、20ドルとお金の多さに関わらなかった。
チームにおける効果
あるMR営業チームにおいても、同じ実験を試してみた。
自分のためにお金を使うか、チームの他の誰かのためにお金を使うか。
そうすると、他の誰かのためにお金をつかったチームのほうが高い営業成績を示した。
ドッチボールチームでも同じ実験を試してみたけど笑、同じ結果を示した。
国による違い
国の商習慣などで結果が変わるかと思い、全世界で同じ実験をおこなった。
結果は、1つの国以外は同じく、すべて他人のためにお金を使ったほうが高い幸福度を示した。
他人のためにお金を使おう
あらゆる環境、私生活や職場、サークルでも
だれかのためにお金を使うと、大きな見返りがあることが証明された。
もしお金で幸せは買えないと思っているのなら、
それは使い方を間違っているから。
どの商品を買うか、ではない。
自分のためにお金を使うのはやめて、
そのお金の一部でも誰かのために使ってあげよう。
「自分のためにどう使おうか」ではなくて、 「5ドルや15ドルのお金でだれかのために何ができるか」と考えてみよう。 最終的には使った以上に得られるものがあるはず。