gitでパスワードを保存する

httpsアクセスの際、githubへのアクセスにはパスワード or personal access token(二段階認証を設定している場合)が必要になる。
デフォルトでは、アクセスの際に毎回入力が求められる。
credential.helper コマンドでローカルに認証情報を保存することで、以降の入力が不要になる。

目次

credential.helperの保存モード

  • casheモード
    • 認証情報が一定時間メモリに保存される
    • デフォルトは15分だが、変更可能
  • storeモード
    • 認証情報をテキストファイルに保存する
    • 永続的な保存が可能だが、平文でパスワードが保存される
  • osxkeychainモード
    • Macを使っている場合にOS のキーチェーンに認証情報がキャッシュされる
    • 暗号化され、永続的に保存される
  • wincredモード
    • windowsを使っているときに, Mac OSと似た仕組みで保存可能


cashモード

git config --global credential.helper cache

タイムアウト時間を変更したい場合

# タイムアウト時間を3600秒に設定
git config --global credential.helper 'cache --timeout=3600'

storeモード

トークンを入力したあとに、以下を実行する。

git config --global credential.helper store

デフォルトでは~/.git-credentialsに保存される。保存先を変更したいとき

git config --global credential.helper store --file ~/.hoge-credentials

デフォルトでは永続的に保存される。有効期限の設定も可能

[credential]
    helper = store --file /mnt/thumbdrive/.git-credentials
    helper = cache --timeout 30000


osxkeychainモード

git config --global credential.helper osxkeychain
このエントリーをはてなブックマークに追加
Takatomo Honda avatar
About Takatomo Honda
システム開発 / プロトタイプ開発 / 開発組織の構築 / アプリケーションの内製化 /等、お気軽にご相談ください。